研究部
入社当時から赤色顔料に携わり30年になります。赤色顔料の研究開発から生産技術の向上など、現場対応にも関わっています。当社の顔料は、絵の具やボールペンなど筆記具のインク、飲料パッケージ印刷用のインク、雑誌のグラフィックなど、色々な場面で使われています。近年、インクジェットインクに使用される顔料の要求品質が特に厳しくなってきています。プリンターの性能向上や環境規制の強化など、困難なニーズにお応えできるよう努力しています。
30年のキャリアの半分ほどの期間、製造部に在籍していたため、製法の難しい製品でも、できるだけ現場の人たちに負担のないような形を考慮して、より簡便な配合や作業手順 なども含めて検討します。私自身、製造現場に応援に入ることもありますので、その経験を活かし、研究開発職・生産技術職など様々な職種の社員と協力しながら、いかに安定した品質で最適な製品を生産するのか、日々試行錯誤を重ねています。
私たちが創り出した顔料が人々の暮らしに彩りを与え、豊かさをもたらすことを願っています。世の中には色が無限に存在するなか、無色透明や白、黒などモノトーンだけでは寂しいですし、明るい色や華やかな色は気持ちを明るくさせてくれます。また注意を喚起させたり、気持ちを高揚させたり、色が持つ役割はとても大きいと思います。お客様がその色をどのように使用されるかによって、私たちがご提案する顔料の物性も様々ですが、お客様のご要望通りの役割を果たせ、認められて商品化が決まったときは何事にも代えがたい達成感があります。


冨士色素は私が入社した当時から残業が少なく、ワークライフバランスを取りやすい環境です。私自身、結婚して家庭を持って子供が生まれて、家庭に重きを置きたい時は、定時での帰宅や有給取得日数を増やすことで対応できました。プライベートが充実できるからこそ、仕事も頑張れる。定着率が高いのも、その証拠だと思います。
